いつも、お世話になっております。
株式会社 日名技研工業 セキュリティ事業部です。
今回は、一般住宅を対象にした侵入窃盗のお話しを致します。
一般住宅を対象にした侵入窃盗の手口は、下記資料の通り、
「空き巣」が圧倒的に多く、実に全体の約7割を占めています。
侵入窃盗犯は、家に人がいなくなるタイミングを様々な手段で確認したり
リサーチしたりして、侵入をするわけです。
一例を挙げますと、SNSなどで、旅行に出かけている情報をリアルタイムで
気軽にアップしていたりしますと、独身の方は当然ながら、ご家族がいらっしゃる場合でも、
家族写真などがアップされいてる場合、今家には誰も居ないとわかる訳です。
SNS等のご利用は、プライバシー設定をしっかりと見直しを行い、
情報発信は、帰宅後行われる方が確実に安全です。
それでは、住宅の侵入で最も多い手段は何かと申しますと、なんと驚くことにピッキングや、
ガラス破り等ではなく「無締り」が原因であるという事が、戸建て、マンション共
一番多い結果になりました。
「無締り」とは、施錠されていない場所を探して侵入し、金品を盗む事。
お手洗いやお風呂場の窓を換気で開けっ放していたり、マンションで上層階になるほど
ベランダに施錠の習慣がなかったり、オートロックがあるからと油断して、
玄関施錠せずゴミ出ししたり等…。窓に面格子がある、防犯対策がしてあるといった
安心感からくる「気の緩み」が、侵入を許す原因となります。
また下記資料、侵入窃盗犯罪は、家の人が寝静まった深夜0時~明方4時までの間が
最も多いというデータでも明確なように、外出時は勿論、就寝前「戸締り」目視確認の
習慣づけが、防犯意識を高めることにつながります。
では次回、防犯意識を十分に高めた後、どのような対策で侵入窃盗犯罪を未然に防ぐことができるか、
また侵入を許してしまう事を想定して、どのような対策を立るかについて考えて参ります。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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