リースと現金のメリット・デメリット

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株式会社 日名技研工業 セキュリティ事業部です。

物件代金支払いの際、リース契約での支払いが良いのか、現金での支払いが良いのか?

お支払いの際、悩むところだと思います。

今回は、それぞれのメリット・デメリットをあげて、考えてまいります。

 

まずリース契約の場合ですが、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【リースのメリット】

  • 初期投資費用が少なく抑えられる。
  • リース期間を短く設定することで、設備の陳腐化を防ぐ。(最新機種にリプレイスしやすい)
  • 銀行などの融資枠とは、別枠で資金調達できる。
  • 毎月のランニングコストが明確。
  • リース資産の所有権はリース会社にあるため、固定資産税、償却資産税の申告、納付を行わない
    ので、事務管理が楽。
  • 古くなった物件の廃棄処分は、リース会社が行う。
  • リース期間内の物件に対する動産保険料も、リース会社持ち。etc…

【リースのデメリット】

  • リース料のトータル金額は、現金購入と比べて割高になるケースが多い。
  • 物件の所有権がリース会社にあるため、自社の所有にならない契約もある。
  • 中途解約は原則として不可。
  • リース契約終了後も使用する場合(再リース)一年ごとに再リース料の負担が生じる。etc…

 

続きまして現金購入には、以下のメリット・デメリットがあります。

【現金のメリット】

  • 支払金額が少ない。
  • 手数料がかからない。
  • 物件の所有権が自分にあるので、気を遣わずに使用できる。etc…

【現金のデメリット】

  • 一括で全額経費処理できない場合や、減価償却をしなければならない場合がある。
  • 固定資産税や動産保険など、新たな支払が発生する場合がある。
  • メンテナンスを独自でしなければならない場合がある。etc…

店舗の開店で、金融機関からの借り入れ枠を空けておきたい、また初期投資を極力抑えたい場合。

また、毎年の様に新商品が登場し、日進月歩に進化をする分野の物件(例えば電子系の物件)の場合

などは、契約満了後に新商品へのリプレイスを行いやすくするため、自己で所有するよりもリース契約

での物件導入が向いています。

 

初期投資の金額が一度にかかっても、トータルで低価格なほうが良い、物件のモデルチェンジサイクルが

比較的遅めである。物件を自己所有にして、規約に縛られることなく、自由に使用したいなどの場合、

現金での物件導入が向いています。

 

このように、自己資金の余裕度や物件の種類、使用期間など、総合的に判断して支払を考えることで

ご自身に合った支払プランが見えてくると思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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