ガソリンスタンド店導入編ーその①-
いつもお世話になっております。
防犯・監視カメラは「疲れない」「眠らない」「見逃さない」「忘れない」
株式会社 日名技研工業 セキュリティ事業部です。
今回は、防犯・監視カメラの導入事例 -ガソリンスタンド編 その①ーをご紹介致します。
今回は、ガソリンスタンドチェーン店へ防犯・監視カメラを導入致しました。
こちらのクライアント様のケースは、近年多発しているガソリンスタンドの強盗犯罪対策や、敷地内
での接触事故等からスタッフを守ることが導入の主目的でした。
また、複数店舗ガソリンスタンドを経営されていて、遠方の各店舗の状況をリアルタイムで確認する
事も導入目的の一つでした。
【ご要望】
- 防犯対策を行いたい
- 敷地内での事故等を記録したい
- 敷地内全体が見えるような位置に設置して欲しい
- 各店舗の様子をリアルタイムで確認したい
- スマホ等で、遠隔監視をしたい
【ご提案】
- ガソリンスタンドは、揮発性引火物を取り扱う店舗ですので、電気物を設置する場合は細心の
注意と設備が必要である。消防所に確認をしたところ、設置位置に注意すれば、防爆装置まで
は必要ないとのことでしたので、ボックス型カメラ+屋外用ハウジングをセットでご提案。 - DVRの録画期間は約1ヶ月間。
- 導入のネット回線を利用した遠隔監視設定
以上、ご希望を元にご提案しました。
今回選定、導入しましたカメラは、こちらのカメラです。
防犯カメラの中で、一番スタンダードなタイプです。ドーム型のカメラと違い、防犯カメラとしての
存在感がありますので、防犯カメラを設置していると周知するのに最適なタイプです。
当カメラは室内用で、通常天井から専用のブラケットを用いて設置します。
室内用ですので、当カメラを屋外で使用する際は、以下のような器具がワンセットで必要です。
ボックス型カメラをこちらのハウジングボックスの中におさめて設置することにより、風雨や真夏の
直射日光から、カメラを守ります。
また、周囲の人にカメラを設置していることのアピールにもなります。
中央のLED灯にカメラを取り付け、防火壁の天板に金属配管を設置する、工事計画を立てました。
防火壁天板から、キャノピー(大屋根)立上げ部分。
当案件は、以前に配線用金属配管をキャノピー上に設置していましたので、現場調査の際に、今回の
設置カメラから建屋への配線に使用させていただくことにしました。
当案件管轄の消防局に工事相談を行ったところ、カメラからの配線には、金属配管にて保護を行う
とのことでしたので、一部金属配管新設と既存配管を併用するということで許可をいただきました。
新規金属電線管を防火壁天板へ取付。取付ビス穴、ジョイント部は防水処理を行う。
新規金属電線管と、既存金属電線管の取合いにユニバーサル、プリカチューブ(可とう金属電線管)
使用。
本案件は、ガソリンスタンドで揮発性可燃物という危険物を取り扱う場所。管轄の消防局や危険物
取扱責任者との連絡を密にし、工事の決まり事や制限がある中で、幾度も現場調査を重ねながら
上手く既存の設備を利用し、最小限の施工で、ご希望の箇所にカメラを設置することができました。
近年、閉店後のガソリンスタンドを狙った強盗事件(こじ開け強盗)が多発しております。
敷地内の接触事故等も合わせて、映像を記録に残すことが求められています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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